成長のストーリー
感情のコントロールが難しく、スタッフに対し暴言や時には手が出てしまう
- 小学6年生
- ADHD(注意欠陥多動性障害)
元々の語彙力の少なさや、感情のコントロールが難しい部分があり、スタッフに対し「くそ」「近づくんじゃねぇ」などの暴言を吐くことがありました。スタッフが注意をすると余計に腹が立ってしまい、スタッフをつねるや叩くなどの行動を取ることがありました。また、苦手なトレーニングは最初から参加せずプリントを破ったり、途中で教室から出るなど拒否行動が見られていました。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
スタッフや他のメンバーとゲームや雑談をする時間を設け、人と関わる楽しさを経験しました。 - コミュニケーション
SSTで言葉の引き出しを増やしたり、言葉の影響を考える機会を設けました。 - アクティビティ
当初は苦手意識や拒否感が強い内容のトレーニングは控え、本人が参加しやすいゲームなどを取り入れて楽しく参加できる雰囲気づくりを行いました。
成長した姿
- 手が出ることは無くなり、暴言もかなり減りました。気持ちを言葉で伝えられることが増えました。
- 自分からスタッフやメンバーに話しかけるなど雑談をできるようになりました。特に年下のメンバーには優しく接しています。
- 苦手意識のあるトレーニングにも最後まで参加できるようになり、積極的に発言もしています。
現在の目標
やりたい事があるとそちらに気がそれてしまうので、優先順位を意識して切り替えができることを目指しています。