成長のストーリー
集中して取り組むことが苦手
- 中学1年生
- 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群
小学生クラスでは、興味関心がないテーマだと落ち着かずウロウロ立ち歩いてしまう状態でした。話の流れを汲まず一方的に自分の話をするため、他者と会話のキャッチボールが続かない場面がありました。話を聞いていないので指示を聞き洩らしてしまうこともありました。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
休憩時間に興味関心のある話題で他者と雑談する場を設定しました。 - ケーススタディ
実生活に役立つテーマ(防災、お金、家事など)を扱いました。 - ケーススタディ
接客ロールプレイで実際に店員役になり、「正確に注文を聞く」という経験をしてもらいました。
成長した姿
- 離席の回数が減り、最後まで落ち着いてトレーニングを受けられるようになりました。
- 実生活に近いトレーニング内容だと興味関心を持って取り組めるようになりました。
- 少しずつですが、グループワークの中で他者と話し合うことができるようになりました。
現在の目標
会話のキャッチボールを楽しめることを目指しています。