2025年5月1日 津田沼駅徒歩5分に『ジョブサU18津田沼教室』が新規オープン!

成長のストーリー

他者との物理的・心理的な距離を保つことが難しくなることがある

  • 中学1年生
  • 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群

相手と仲良くなりたいという思いから、必要以上に距離を縮めてしまい、体が触れ合うほど近づいてしまったり、相手の様子を確認せずに一方的に話しかけてしまうことがありました。その結果、相手を不快な気持ちにさせてしまった場面もありました。当時は、なぜ相手が嫌がるのかをうまく理解できず、「自分が話しかけているのに無視された」と感じて怒ってしまうこともありました。その背景には、自分の行動を客観的に捉えることや、相手の気持ちに気づくことの難しさがあったように思います。

苦手意識の改善につながったトレーニング

  • コミュニケーション
    話す・聞くのメリハリをつけ、一方的なコミュニケーションにならないようトレーニングしました。
  • ケーススタディ
    他者との関わり方について学ぶ中で、実際にパーソナルスペースを測る体験をしました。 その活動を通じて、「人によって心地よいと感じる距離は違う」ということを知ることができました。
  • コミュニケーション
    生活の様々な場面を具体的に設定し、自分の言動で相手はどう感じるのかをロールプレイで提示しました。

成長した姿

  • 話す場面と聞く場面を理解し、相手と会話のキャッチボールを楽しむことができるようになりました。
  • 人それぞれにパーソナルスペースがあることを意識し、適切な距離感を保って他者と接することができるようになりました。
  • 相手がどう感じるかを想像し、先を見通して自分の言動を選択できるようになりました。

現在の目標

様々な人と接し、どんな場面でも自分の気持ちを適切に伝えられるようになることを目指しています。