成長のストーリー
自分に非がなくても「すみません」と謝り、すべてを自分のせいだとネガティブに受け取ってしまう
- 高校3年生
- 発達障害
学校生活において先生からのアドバイスを怒られたと捉えてしまったり、友だちの何気ない一言を気にして元気なく来所することが度々ありました。最初は気持ちを切り替えてトレーニングに参加することが難しい時もありました。また全体指示が通らないことが多く、指示と違うことを行っていたり、質問に対してまったく違う回答をしてしまうことがありました。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
元気がない時やネガティブな発言があった時は、スタッフと相談しながら今の状況やどう対応したらいいかを一緒に考えました。 - ケーススタディ
報告・連絡・相談のトレーニングを通して、どうして話を聞くことが大切なのかを繰り返し伝え、理解を深めました。 - ケーススタディ
グループワークでリーダーとなり、周りに目を向け、周囲の状況を把握する力が身につきました。
成長した姿
- 自分の気持ちを素直に発信してくれるようになり、「やってみます!」と前向きな言葉を発することが増えました。
- 悩んでいる時も気持ちを切り替え、明るい表情でトレーニングに参加できるようになりました。
- 周りの状況が少しずつ見えてきて、色々な考え方の人がいることに気づけるようになりました。
現在の目標
就職に向けて見通しを持った行動・時間の管理ができるようになることを目指しています。