成長のストーリー

自己肯定感が低く、自発的に他者と関わることに苦手意識を持っている

  • 中学1年生
  • 自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群

学校で行った体育の授業中、先生からの指示を理解できず、その場に立ちすくんでいた際、先生が「何をしているんだ?」と声をかけるとパニック状態に陥り、その場から着替えもせず、教室にある荷物も持たずに上履きのまま学校を飛び出し、自宅に帰ってしまった。

苦手意識の改善につながったトレーニング

  • コミュニケーション
    トレーニング中、休憩時間共に、スタッフを介し他のメンバーと楽しく関わる機会を多く設けた。
  • プログレス
    得意な単元に取り組む際、本人の負担にならない程度に発言をする機会を作った。
  • アクティビティ
    「失敗しても大丈夫」という雰囲気作りをスタッフ、メンバー共に意識して行った。
  • 全般
    イベントでは、初めて関わるメンバーとも数多く談笑する時間を提供した。

成長した姿

  • 表情のバリエーションが増え、慣れたスタッフや他のメンバーに対しては積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。
  • スタッフや他のメンバーの名前をしっかりと呼んで、関わることができるようになりました。
  • 何事にも消極的にならず、失敗を恐れず、楽しくチャレンジする気持ちを獲得できました。

現在の目標

様々な成功体験を積み重ねながら、色々な物事に挑戦できるようになることを目指しています。