成長のストーリー
集団の中に入ることや、自分の気持ちを伝えることが難しい
- 小学5年生
- 知的障害・精神遅滞
利用当初は小集団の中に入ることが難しく、理由や気持ちを聞いても答えてくれませんでした。納得のいかないことがあると机に伏せてしまう、物を投げてしまう等、自分の気持ちを言葉にすることが苦手でした。
苦手意識の改善につながったトレーニング
- 全般
他者との挨拶や様々なゲームを通して自然と声を発する機会を多く持ちました。 - 全般
前もってトレーニング内容を伝え、安心して参加してもらえるようにしました。 - コミュニケーション
ジェスチャーで表現したり紙に書いたり等、発話以外の手段で表現する機会を増やしました。 - コミュニケーション
スピーチ原稿作成の際、自分の思いを書くことで気持ちを伝える練習をしました。
成長した姿
- 自分の気持ちを押し通すのではなく、他の生徒さんと話し合いができるようになりました。
- 手伝ってほしい時、分からない時には質問したり、自分から声をかけられるようになりました。
- 離席することなく最後までトレーニングに参加し、他のメンバーとも関わる時間が増えました。
現在の目標
相手の気持ちを考えて言葉を選び、他者との会話を楽むことを目指しています。